MS-05A  ZAKUT A-Type Custom
  ザクTカスタム シャン・カミル機

MS-05(ザクT)シリーズは、ジオン公国軍がはじめて実戦投入したMSであり、名機といわれるMS-06(ザクU)シリーズの開発のベースとなった機体である。 このMS-05A(Chan.Camil Use)=ザクT(シャン・カミル使用機)は、ジオン公国軍特務遊撃大隊を指揮するシャン・カミル大佐(終戦時少将)が、開戦前から開戦初期にわたり、乗機とした機体である。 シャン・カミルは、開発初期よりMSの戦場での有効性に着目し、自身の指揮する隊にいち早くMSを配備、自身もそのパイロットとして前線へと赴いた。 この機体は、指揮官機らしく、一般兵とは異なるカラーリングを施し、シールドの装備やパックパックの改良等による推力の増強がなされている。MS-05シリーズにおいてシールドを装備した機体は珍しいが、シャン・カミルはMS-06シリーズの開発においてシールドの装備が検討されていることを知り、自身の隊のメカニックに自機へのシールドの装備を手配させ、そしてこのようなカスタマイズがなされた。左肩のアーマーはMS-06のスパイクアーマーを転装したものらしいが、形状が少々異なるため真偽はさだかではない。