RMS-108Z  MARASAI-CUSTOM
  マラサイ・カスタム

U.C.0087代のグリプス戦役においては、ティターンズ、エウーゴ、アクシズという三大勢力が戦争の舞台を席巻していたが、アクシズとのつながりを持たない『ジオン軍残党』も少なからず存在し、ゲリラ的な戦いを続けていた。その中には、巧みな作戦でティターンズなどの部隊と対等以上に戦い、そして、勝利する部隊もあったという。このRMS−108Zは、そのような状況でジオン軍残党がティターンズから鹵獲し、現地にて改修した機体である。武装は、エネルギーパックのストックが手に入らないためビームライフルは使用せず、1年戦争時代のマシンガンやバズーカを使用していた、しかし、そのために不必要となったジェネレーターの容量をスラスターへと回し、機動力の向上に成功している。カラーリングは、部隊によりさまざまであったが、ゲリラ的な活動が主だったため、目立ちにくいダークなカラーリングが多かったようである。