MS-14Jg  Gelgoog Jager Custom
  ゲルググ・イェーガー・カスタム

 1年戦争末期、ジオン公国軍は連邦軍のRX−78シリーズを超えるべくMS−14『ゲルググ』を開発した。これは、モビルスーツの代名詞ともいえるMS−06『ザク』シリーズの直系後継機とも呼べる機体で、汎用性も高く、そのため、多くのバリエーションが存在する。このMS−14Jg『ゲルググ・イェーガー』もその1つで、一般に『狙撃型』と呼ばれ、精密射撃を目的とし射撃性能、策敵性能を強化している。しかし、機動性も損なっておらず、MS−14シリーズの中でも最高性能を誇るものとなっている。
 このブルーのカラーリングをした機体は、公国軍特務機動大隊特殊機動MS部隊『エクスィ・ブレ隊』隊長サラサ・ラシンの乗機である。狙撃型として開発されたMS−14Jgであるが、機体性能の射撃への比重をやや下げ、機動性を向上させたカスタム機である。